アビーホールで行われた連続講座「嘉納治五郎から精神を学ぶ」で、
講道館の村田直樹先生の話を聴いてきました。
概して年齢が高めの方が多かったようにみえました。
村田先生によると「師範」という言葉は講道館では「嘉納治五郎師範」にだけ使うもので、
「師範」と言えば通じるものだそうです。
慶應義塾の「先生」と言えば「福沢諭吉先生」と同じようなものですね
実際に嘉納治五郎師範が使った柔道の襦袢の写真は
その凄まじい気に満ちたものでした。
嘉納治五郎師範は.「なにくそ」の精神で何事も取り組んだということで、
「体が小さく他から侮蔑を受けないように柔道をやった」
という事を本人が書いていたそうです。
また、「ベースボールや船もやった」という事でスポーツ万能の当時の
様子なども話して下さり、嘉納師範のイメージがしやすいものでした。
他の日も予約していますので、
是非ともまた聴講したいと思います