山岡荘八「徳川家康」26巻読了

ずっと学生時代から死ぬまでにはいつかは読もうと
思っていた
山岡荘八「徳川家康」全26巻漸く読み終わりました[メール]
アルファベットの26文字と同じ26という数字が頭に残り、
これを読んだら、歴史のABCが分かるのではないかと思った
思い出がありますw
2023年の大河ドラマは松本潤さんの「どうする家康」だそうですので、
ちょうどタイムリーですので、
機会があれば若い人に是非、読んで欲しいですね。
織田信長から豊臣秀吉、伊達政宗、
家臣には本多又左、大久保長安、柳生宗矩など、
魅力あるキャラクターが飽きさせず、
最後には読み終わるのが惜しいような、
残念な気持ちになるような本でした。
最後まで太平、争いのない世の中を祈り実行した
国の経営者としての家康は魅力的で、
その幼く、若いころの苦労、我慢がその人を作ったんだと感じられる
人物として描かれていました。
歴史上大事な場面である三方ヶ原の戦い、長篠の戦いや、
関ヶ原の戦い、大坂夏の陣などは、
史実に忠実にするするからからか、
思いのほか、あっさりしていますが、
その分、想像力を働かせるような、
人と人との会話、交わりなどが心の機微をうまく書いており、
ぐいぐいと大きな歴史の話に引き込まれていました。
私が今まで読んだ中で5本の指に入る愛読書の一つになりました。
こうした出会いに感謝です[exclamation&question]
コロナ禍の中で、一番の収穫はこの「徳川家康」を読む時間があったことです。
これからの人生の指針の本として、
事あることにページをめくりながら、
家康の言葉を噛みしめながら、
自分の立場、持ち物などに奢ることなく「全ては天から借りているもの」として生きていきたいですね[本]