環境都市常任委員会にて「がっちりマンデー」にて放送され、
全国的に大反響があった香川県三豊市のバイオマス資源化センターを視察してきました。
「トンネルコンポスト」方式(なお我孫子市はストーカー方)にて、
ゴミを燃やさずに微生物の力で生ごみや紙オムツなどを17日間かけて小さく分解し、
臭いも微生物のいる木材チップにて脱臭するという技術です。
そして、それでも分解できないビニールなどは親会社にて熱で固めて、
製紙会社に石炭の代わりの燃料として売るという仕組みになっています。
この施設は(株)エコマスターさんが民節民営で16憶円かけて建設し、
三豊市から1万トン分のゴミ管理委託料、年間約2億5千万円をもらって運営しています。
非常に画期的なシステムですが、
ただ、ごみの量はが我孫子市の3分の1の年間1万トンの量でありますが、
トンネルが6個必要でその場所を取るために施設の敷地面積が約1万平方メートル必要です。
もし我孫子市が方式を取り入れるとなると3万平方メートルの面積が必要ですし、
ゴミでできた燃料を作り上げる会社、そしてそれを大量に使う製紙会社や
セメント会社のようなものが近くに必要になります。
このような理由が普及が進まない原因のようですが、
我孫子市おいては新しいクリーンセンターがストーカー方式に決まり導入はほぼ不可能ですが、
これからのゴミ問題に対して微生物を使うという大変勉強になった視察でした