保護司として学校警察連絡会の研修会に参加して、
東京経営短期大学特任准教授 上條理恵先生の講演を聞いてきました。
テーマは「困難を抱える児童生徒の見立てとその対応について」
以下箇条書きですが。
・子供がどんな理由でやっているのか掘り下げる事が大事。
・SNSの登場で居場所の一つになった。→SNSの世界では一番危険。
・被害者は目立たない、普通←先生は忙し過ぎて普段は気がつかない
・子供と会話ができればOK。文化が同じだと話が進む
・ヤングケアラー、リスカ、OD(Over Drug)
・コロナ禍で体幹が弱くなって九九ができない
・「リストカット」に対してどうしてと聞いてはいけない。
まずは先生でいいのか。誰とだったら話せるのか。大変だねと受け止める。
リスカでも学校に来れる事を褒めてあげる
・虐待は第三者が止められます。酷い環境で宿題をやってきたのか。
虐待を受けている子は敵か味方か瞬時に判断する
・「先生私の気持ちが分かりますか」と聞かれたら、分からないときは分からないと言おう
といった内容でした。
随分、過激な内容でしたが、
問題のある子供と1000人以上向かい合ってきた先生だからこその
言葉だと思います。
良い勉強になりました。