(上は21階市役所入り口にある平山郁夫画伯の絵)「高崎市ヤングケアラーSOSサービス事業について」
・家事や兄弟の世話、家族の介護等を日常的に行っている子どもに代わって家事介護等を無料で派遣し、ヤングケアラーの生活における負担の軽減をはかる
・対象者が各学校に1名はいるということで、60名を予想して実施。
<特徴>
・1対象につき1日2時間、週2日を上限に無料でサポート。
→サービスの提供はヤングケアラー支援推進委員会が決定した曜日時間で
・委託事業者を公募で「ケアサプライシステム株式会社」
→介護SOSでも実績
・対象は高崎市在住
・当初予算として9,700万円(単費で、)8人で計上している。今までで38件ほど(小学生が多くなっている)
・普通は福祉課だが、当市は学校教育課がやっている。時間がかからないように教福連携。窓口に福祉担当経験者を入れている。
相談があれば、すぐに学校教育課から福祉課に電話し30分後に会議などやっている
→教育委員会の中にあるのでわかりやすいピクトグラムも作れる
<流れ>
・保護者、子ども、学校からヤングケアラー支援担当に集まる→保護者に確認をした上に、学校、関係機関、子ども、保護者に聴き取り→最大20人のワーキングチームを作って検討(最短2週間、最大1年間で)→支援推進委員会→サポーター派遣開始
・一番多く気が付くのは、学校。教育指導主事にオンラインで研修をしている
・平日昼間に公園で子どもと遊んでいる、病院につきそいしているなどで大人から見つけてる
<広報活動>
・力を入れている
・私立高校校長会、民生委員会協議会、医療機関などにも。マスコミが広報をしてくれる
<結果>
・子供の笑顔が見られてよかった。本人の自分の時間が持ててよかった。
<課題>
・オープンにしたいのだが、できない。保護者の壁が大きい。
・就労支援、家族関係の修復など多岐にわたる
・子どもが自ら声を出すことがないので、市でやっているLINEを通じて、高崎市駅前の大型テレビを通じて広報していきたい
・サービスを複合的に、障碍者福祉サービスなどを入れて、毎日のようにサービスを入れている