三重県桑名市に会派の視察にて
「桑名をまちごと『ブランド』に」というテーマを勉強してきました。
桑名市はハマグリやロケなどで使われる六華苑や
国内でも有数のレジャー施設である長島リゾート(アンパンマンミュージアムもある)、流鏑馬祭り、鋳物業、千羽鶴など
観光資源が羨ましいほど溢れていますが、
その魅力が発信できていないということで、
ブランド化を市長の肝いりで始まったということです。
他にも交通の点からはJRや近鉄線も通り名古屋まで20分、
インターチェンジも5箇所もある住みやすい街でもあります。
ブランド展開としては大きく4つ。
1,桑名市ブランド推進委員会
諸戸家や長島リゾート、地元の外国人DJなどからなる委員会が魅力や価値を戦略的に展開
2,桑名市東京PR事務局を設置
首都圏からメディア露出度を上げる
3,ブランド化醸成のための展開
キャッチフレーズやフィルムコミッション事業
4,市民自らが地域の良さ価値、誇りを感じ、活動し発信していく
「桑名ほんぱく」開催
これまで東海道の宿場町として栄えた町人意識が抜けず、
ある資源に満足していた地方都市の魅力を様々な方策で
ブランド化していくという強い意気込みを感じます。
ただ、実際に地域ブランド調査では、
魅力度455位、認知度358位と
軒並み低く結果が伴っていない事が課題のようです。
こういった数値で表すのが難しい事業は
長期的に見ていかなくてはならないと感じました。
我孫子市でも参考にできる事業や取り組みがありますので、
持ち帰ってしっかりと考えたいと思います