聖路加国際病院の名誉院長であり、
100歳を超えても理役医師として活躍していました
日野原重明さんが死去されました。
よど号ハイジャック事件に遭遇したり、
地下鉄サリン事件では院長として被害にあった看者を全て受けいれたりと、
数々の歴史的事件に立ち会われていました。
70歳から「いのちの授業」を各学校で行い、
いのちの大切さを子供達に説いてきたそうです。
その中の言葉で、
「生かされたいのちを返していく。」
という事を日野原さんはおっしゃっていました。
生かされているという気持ちを常に持っていれば、
全ての出来事に感謝できるはずです。
不満の多い私も見慣らいたい言葉です。
また、キリスト教の精神から、
「くやしくても、自分のところで争いを終わらせる。それが、許しだ。」
という言葉も心に響きます。
素晴らしい生き方を示してくれた
日野原重明さんの御冥福をお祈り申し上げます。