北川正恭先生、関東若市議での講義




関東若手市議会議員の会 研修があり、

北川正恭先生 元三重県知事 早稲田大学名誉教授による

「これからの時代の地方議員」の講義を聴きました。


以下、講義メモです。


△戦後、吉田茂は国民を飢えから救うという目的のため、軍隊をなくそうとした。

  ロシアとの平和条約等の4つの選択肢からアメリカとの日米安全保障条約を結んだ。

  →成功して戦後繁栄した。

1960年代の池田勇人内閣は所得倍増計画。
→10年のところ7年で達成。

  農家の次男坊が都会で働いて停年になったらどうするんだということで、年金制度制定


△政治には、時代の使命がある。


2000年に公害国会が環境に優しくという世の中になった。

環境に負荷のかけない社会を


△長州神奈川県知事が1975年に「地方の時代」
l983年に情報公開条例遅れて国が認める

△武村正治滋賀県知事が琵琶湖環境条例国、経団連が反対したが、メーカーは無リンの洗剤を売った。

△民意の反映が政治家の使命執行部の意見に従ってはいけない。

l985年のプラザ合意の円高政策の失敗がまだ生きている。


1994年に公職選挙法改正で小選挙区制へ。

1995年に中央集権国家から地方分権国家に地方分権推進法。
2,000年に一括法


△三重県知事時代に機関委任事務をなくした。形式要件の整備

  今は、追認執行部が問題。

 「地方政府」をつくる。自治行政権、自主財政、自治立法権の3
つが必要。

  立ち位置を変えなければ。

  量的改革から質的改革へ。政務活動費をもっと使えるように声をあげなければ!

  議会不要論にたち向かって議会として活動する事。

  議会事務局を議会局へ変更した横浜市。スタッフを増やさなければ。

  若手の議員が一人ではなく志が同じ議員と一緒になって立ち位置を変えて


  これからは「地方創生」へ。自分で探して自分で育てる