免罪事件の布川事件の無罪判決を受けて、
国と県に賠償判決を求めていた桜井昌司さんが、
我孫子市議会にて検察側の証拠開示の必要性を述べました。
桜井さんが声を詰まらせて、
「警察側が改ざんしたテープを出さなかった理由を、
間違えたと言った。
私の29年間は。。。」と述べた場面は、
私も感情が乱されました。
真犯人も取り調べた警察も恨んでいない、
自分は小悪人だったから、
刑務所に入って良くなって良かったと思っている
という穏やかに語る口調は、
本当に間違った事をやっている、またはやった人に聞かせてあげたい言葉です。
今回は我孫子市議会に、
再審での全面開示について請願が出されましたが、
他市でも請願が可決され、
免罪事件が起きないように国の法律が変わる事を望みます。
傍聴した私、甲斐も写真に写っていました。