コロナ禍で、オンラインや電話で用件を済ませることが多くなり、
空いた時間ができるのですが、
そんな時は好きな本を読んでいます。
スカッとしたいときは、剣豪が活躍する藤沢周平の本をずっと読み漁っているのですが、
最近も、おもkしろいと思ったのは
「よろずや平四郎活人剣」
目付の妾の子供として生まれた平四郎は、
道場を開くという名目で家を出たのですが、
お金を持ち逃げされ、糊口をしのぐために、
仲裁やもめ事を解決する商売を思いついて始める。
そこに持ち込まれる仲裁事件は、夫婦のもめ事だったり、
商家の脅しや恋のもめ事など様々ですが、
一つ一つに市民や武家の切実な悩みが隠れていて、
現代にも通じる悩みを面白く書いているところが、
ぐいぐい惹きつけられます。
また、私の政治家という仕事柄、
同じような商売人同士のイザコザや相続、
仕事の悩みなど相談に来ますので、
「わかる、わかる。よろずや稼業も私がしているような仕事だな」と
自戒し苦笑しながら読んでいます。
私は小学校のころ、剣道をやっていたので、
平四郎が使う剣や悪人との立ち合いもワクワクするポイントですね。
藤沢周平の本もまだ全部読んでいないので、
楽しめる本を探す喜びがあるな嬉しく思っています