神野直彦氏の講演~第4ブロック研修会

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日本社会事業大学学長 東京大学名誉教授の神野直彦氏から
地方分権と地方再生」という題名で、
東葛6市プラス浦安、市川の市議会議員が所属する
千葉県市議会議長会第4ブロック議員合同研修会にて講演してもらいました。
<以下はiPadにて打ったメモ書きです>
EUはイタリアの財政がダメに。
リーダー不在に
貧困と格差が、国家主義に片寄っている
・人間にはその人をその人たらしめている点があるので、それを見つける。
・レールム・ノヴァルムとは新しい視点 「社会主義の幣害と資本主義の幻想」
  →人的環境の破壊
・福祉国家がいきづまり、85年にヨーロッパ地方分権を推進
・地方自治体の使命拡大
  →所得分配政策ができないが、サービス給付を
・日本では93年に「地方分権の推進」に関する決議したが・・・
・現金よりサービス給付のほうが不正が働きづらいので、サービス給付にすべき
・フィンランドを参照、故郷存続運動。
・地域との関わりは、人々の営みにとって基本的意味→地域との結びつきが大事
・地方で営われている産業を蔑ろにすると、地域がだめになる
・発展とはdevelopとは内在して開くもの、外側から圧力で変形は違う
・今の東京一極集中は高度成長期の地方から3大都市への移住ではなく、
 東京へソフト機能の集中であり、お金持ちの集中
・日本を枝を曲げるような盆栽教育から栽培教育ヘ
・誰でもいつでも、どこでも、ただで教育を
・1、「やり直しの利く教育」を
・2、生命活動保障
・3、知識資本
・所有から存在欲求ヘ(人と人、人と自然との関係で)フィンランドは変わってきている
・オーランド諸島で新戸部稲造が取った方法を見ならえ!
  →フィンランド領土、言語と文化はスウェーデン
・日本人は和を以て貴しとなす
・優しさ、謙譲、心のゆとり と見られているが果たしてどうか!?
大学の授業みたいで、知識は入りましたが果たして実現は?となると、
実際の市議会議員としては難しいなと感じました。