昨日は木枯らし1号が吹きましたが、
アメリカ大統領選挙では予想外のトランプ大統領が圧勝という結果に、
超大型台風でも来たかのような驚きでした。
メディアでは軒並みクリントン大統領圧勝のムードでしたので、
一体専門家の分析は何だったんだという驚きです。
世論調査もこれまで選挙に行かなかった人の声や、
知識階級ではない方の意見、
そして隠れトランプ支持者の意向を見抜けなかったのが敗因でしょう。
しかし、私も選挙で選ばれて市議会議員をやっている身分として、
その結果には真摯に向きあわなくてはなりません。
いかに暴言を吐こうが、
女性スキャンダルがあろうが、
バツ3であろうが、
それ以上に現状の不満がたまり、
代弁してくれているトランプ氏に期待が高まり、
何かを変えて欲しいというエネルギーが起こったのでしょう。
白人労働者階級の方の票を、
そして若者より40歳以上の年配の方の票を集めたというのは、
「アメリカを偉大にする」という言葉が心に迫り、
この8年間のオバマ政権にノーを突きつけた結果になったと考えられます。
トランプ大統領については色々と言われていますが、
周りを取り巻く経済プレーンに注目です。
白人中産階級に届く政策が打ち出され、
日本との関係が公約していたものより穏やかになることを望みます。
共和党政権は自民党とは親和性があるので、
そこも期待です。