9月議会で4−17で否決されましたが、
議員定数24ー22に2削減する見直しについて、
私が賛成討論を行いました。
新聞記事にもなっていましたので、
その内容を聞かれることが多いのですが、
あまりに聞かれますので、興味が有る方の為に、ここにその内容を載せさせていただきます。
「議員定数については、各議員の身分にかかわるデリケートな問題であり、同じ会派を組んでいても、その考えには隔たりがあることがあり、個々人の議員の判断に任せることが望ましい案件であります。
議員定数について「公聴会制度、参考人制度を十分活用して」と規定しいている議会は数多くありますが、実際に行ったのは流山市だけ。この議員定数の公聴人制度や参考人を定めた規定がハードルを上げて、全国で議員定数の議論が行われづらくなったとも考えることができます。
流山市議会は、特別委員会を設け、専門的な参考人を2人お呼びし意見を聞き、公述人17人を集め公聴会を開催し、また80人集めた、「市民との意見交換会」や861名の市民へのアンケート」を行っています。これだけやっても、特別委員会では結論が出ずに、2削減と4削減の2つの削減発議案が提出され両方とも否決されました。その審議期間は9ヶ月。
我孫子市の議会基本条例が制定されてから、すぐにこの議員定数の問題に取り組んでもここまで今日までで9ヶ月。我孫子市議会は、議会報告会の開催という目の前の課題があり、その上、我孫子市長選挙や県議会選挙が間にあった当市では厳しい日程だったことは否めませんが、議員定数を見直そうと考える議員が私も含め、公聴会制度や参考人制度についての議論を行って来なかった責任は議員にあります。そうなると、議員としての職責から発議案が出された以上、私は議員個人として判断すべき内容であると考えました。これまでの参考人の皆さんの議論を調べ、読み、市民の皆様からお声を頂戴し、議員としての私の立場から判断しなければならない事項だと考えました。
我孫子市の人口は平成23年136,247人でピークを迎え、9/1現在132,870人と3377人も減少しています。
何事においても比較されます東葛6市での議員の割合を比較しますと、お隣の柏市で11,247人に1人、松戸市、11、069人に1人、流山市6117人に1人、野田市5576人に1人、そして我孫子市が5576人に1人となっています。我孫子市議会より割合が低いのは鎌ヶ谷市だけ、4577人に1人となっています。確かに我孫子市の議員定数は前回選挙前に4人削減し、削減割合は大きいですが、改革の先頭を立っていく我孫子市がこのようなことでいいのでしょうか。
現に議員辞職に伴い、平成25年5月以来、補欠選挙まで23人でやってきましたし、昨年12月議会から22名の少数精鋭で議会運営を行っていますが、議会の支障があるという話はありませんし、これで議会の運営が滞りない以上、現状の22名で改選後も議会としての役割を果たせるのではないかと考え、私はこの発議案に賛成致します。議員各位におかれましては、議員各位個人の考えで判断すべき事柄だと肝に銘じ、議案の賛否を考えていただいと思います。」以上
ただ、これは原稿であって、
私は原稿は用意しますが、数字の確認で使うだけで、
読みあげませんので、
若干、本会議にて述べた内容とは違うのはご了承下さい。